今回の前提条件
Aさん
・ 35歳
・ 会社員
・ 年収500万円
・ 車のローン有(残高100万円、月5万円返済)
住宅ローンの申込内容
・ 借入金額3000万円
・ 金利1%
・ 期間35年
・ 元利均等(ボーナス返済なし)
元利均等 と 元金均等
元利均等:元金と利息を合わせて毎月一定金額を返済。一般的なローンの返済方法。
メリット → 返済計画が立てやすい
デメリット → 最初は利息ばかりの返済で元金が減らない
元金均等:元金を毎月一定金額返済。利息は融資残高に合わせた額を返済。事業融資に多い返済方法。
メリット → 早く元金が減るため返済総額は安くなる
デメリット → 始めのうちの返済額負担が大きい
返済比率計算方法
計算式
年間返済額 ÷ 税込年収 = 返済比率
まず年間返済額を求めます。
これは今回借りる住宅ローンの1年間の返済額と、今借りている全ての融資の1年間の返済額を合わせた金額です。
Aさんは今回借りる住宅ローンと、今借りているマイカーローンがあるので、2つを合わせます。
住宅ローン
数字を入力すると、毎月の返済金額が出てきます。
上記より、毎月返済額8.5万円
8.5万円 × 12ヶ月 = 102万円/年
マイカーローン
月5万円返済なので
5万円 × 12ヶ月 = 60万円/年
年間返済額
住宅ローン102万円 + マイカーローン60万円 = 162万円
Aさんの年間返済額は162万円とでました。
返済比率
返済比率の式に当てはめます。
年間返済額 ÷ 税込年収 = 返済比率
162万円 ÷ 500万円 × 100 = 32.4%
Aさんの返済比率は32.4%
返済比率基準
返済比率がでましたが、基準がわからないとなんとも言えません。
私の知る一例ですが、税込年収により返済比率の許容度が変わります。これは、収入が多ければ比率が高くても生活費が残るためです。
その上で以下の基準となっていました。
400万円未満 : ~30%
400万円以上 : ~35%
上記を当てはめた場合、
Aさん返済比率 : 返済比率基準
32.4% < 35%
となり、無事基準内に収まります。
1年間の返済金額合計と年収から簡単に計算ができますので、何かの際には参考にしてみて下さい。
余談
返済比率算出時の金利について
① 実際の融資金利(実行金利)
② 銀行独自の基準金利
2つがあります。
実行金利:低金利状況下だと1%を下回ることは珍しくありません。
返済比率算出時は有利です。
基準金利:ローン返済能力をみるため実行金利より高め設定された金利です。
返済比率算出時は不利です。