銀行はどのように融資判断しているのか?
ご自身に置き換えた場合で考えてみて下さい
もし、自分のお金を人に貸す場合、 誰になら貸しますか?
すぐに思いついた人物がいらっしゃれば、きっと信頼している方だと思います。
例えば過去にお金を貸したことがある以下の3名がいたらどうでしょうか?
- Aさん:前回すぐに返してくれた
- Bさん:返してと言っても未だに返してくれないお金がある
- Cさん:手当り次第友人からお金を借りまくっている
それぞれお考えはあると思いますが、私はこう思います。
・Aさんは前回すぐ返してくれたし今回もちゃんと返してくれそうかな。
・Bさんはまだ返してもらえてないお金があるから余計に返ってこないだろう。貸したくないな。
・Cさんはお金に困っているようだから貸しても返ってこないかもしれない。貸したくないな。
銀行も考え方は一緒で、返してくれそうな人にお金を貸します。
よく銀行の融資スタンスに対する皮肉で、
「銀行は晴れの時に傘を貸して、雨が降ると傘を取り上げる」
と言われますが、間違いではない部分もあります。
銀行は預金者の大切な預金を守る義務があるので、審査をした上で融資をします。
お金を貸した先が危なくなると、早く返してもらおうとしたり、保全を図ったりします。保全というのは、例えば担保をとって、もし貸出先が返済ができない状況になった時に融資金を回収する手段を講じることです。
ちなみに銀行では融資を出すかどうか審査を行うのに稟議書を書きます。
この稟議書は、融資担当者→役席→次長→支店長→融資部長など、大きな案件になるほど、銀行の経営に近い偉い人が責任を持ちます。このとき、融資担当者は数字が求められているので、基本的に車のアクセル役として貸したいスタンスで取組みます。一方、融資を出すか否か判断を下す決裁権限者は、貸してもちゃんと回収できるかどうかを判断するので、車のブレーキ役になります。